ハイキュー
最終巻も発売されたので、満を持して何か書こうと思う。
俺はハイキューに人生を変えてもらったかもしれない。ハイキューを読んでなかったらゲームのために仕事をやめるなんてしなかったかもしれない。そういうことを含めて、ハイキューは俺の人生のバイブルだ。
何かに挑戦するのっていいなぁって漠然と思って、中途半端にしたくないと思って仕事もやめることにした。今しかできないことをやろうと思って。何かで一番になってやろうって思って。
本当に一番になれるって思ってたっていうと嘘になる。ハイキューにもそれはちゃんと綴ってあって、それでも「挑まずにはいられない」っていうその言葉に俺は後押しされたのかもしれない。そういうことがこの長い人生で一度ぐらいはあってもいいかなって、そう思ったんだと思う。
好きな話
もうハイキューは一番好きな漫画なんだけど、入りはアニメからだった。アニメ3期の白鳥沢戦終わりまで見て、続きが気になって漫画を買いだした。ちょうど春高編が始まる26巻から買っていって、その時はたぶん32巻まで出てたと思う。この26巻から稲荷崎戦が終わる33巻までは何度も読み返している。ここはだけは毎巻泣いてたと思うし、それぐらい好きな話。
ハイキューで何戦が好きかって言われると稲荷崎戦って答えると思う。春高戦はどれも良いんだけど、稲荷崎戦がハイキューのテーマ戦だとなんとなく思う。
ハイキューは何度も読み返しているんだけど、実は本当に読み返しているのは春高編だけで、白鳥沢戦まではそこまで何回も読んでない。アニメで何回も見たからっていうのもあるかも。
他にも好きな話はいっぱいあるんだけど、伝えるのが難しい。
良さ
ハイキューの何が面白いかっていろいろあるけど、言葉選びが本当に良いと思う。いったいどんな経験をしてきたらこんな言葉を綴れるのだろうか。もう俺が言うそれっぽい言葉の8割はハイキュー由来なんだよな。
高校生の頃とかに読んでも多分ここまで感慨深くならなかったと思う。大人になってようやく気付くこともあるんだよなぁ。今読めて本当に良かった。
バレーボールは、習慣、継続、準備を以てして、知識、理性、思考を得て、仲間と挑戦し楽しむもの。そしてそれは人生のあらゆることに当てはまる。
良さを全然伝えられてないと思うが、ハイキュー、良いよ。